教育について

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新しい枠組みを作ることができる社会のリーダになる

『新しいビジョンを創造するスキル』 これが当研究室の教育キーワードです.

研究室の教育において気をつけている点

田邊研究室の教育概念
一見ばらばらに見える個々個々の事象から問題を発見し,その問題を解決するための具体的手段を考え,最後には新しい枠組や新しいビジョンを世に提示して実施していくスキルが求められています.
皆さんが,社会で活躍するこれからの10~20年間は,変化の大きな時代になりそうです.従来の手法を継承するだけというやり方を脱却して,新しい構造や仕組みを構築していくことが必要とされるようになるでしょう.そのような時代に,社会に貢献できるような人物であるためにはどのような能力や心構えが必要になるのか?

皆さんが何か問題にぶつかったときに,問題を解決するためには,1)真の問題を発見する,2)問題の具体的な解決手段を考える,3)わかりやすく人に伝えて組織的に問題解決手段を実施する,の3ステップを経る必要があります.この問題解決のスキルに必要な1連の流れを「新しい枠組みを創るスキル」という文章に込めています.

1 ) 真の問題を発見する

一見ばらばらに見える個々の事象でも,その根底には共通する課題や問題が存在します.一見関連の無さそうに見える情報を繋げて真の問題を発見するスキルが必要とされています.実は研究活動とはまさに「一見ばらばらに見える個々の事象を繋げる」という作業の繰り返しなのです.実験で得られるデータは多くの場合,関連が無さそうで,それらを一つの理論で体系化することなど思いもよらないことがあります.今まで全く関係が無く,たいて重要ではないと思っていたデータが,一つの理論で説明された瞬間はまさに感動を覚えることでしょう.そのような経験を研究室で繰り返すことによって,真の問題を発見するスキルを養います.木を見て森を見る,あるいは大局観といった言葉でも表現することができます.

2 ) 問題を解決するための具体的な手段を考える

問題点を理解してもそれを具体的に解決する手段を構築できなくては,問題解決には至りません.どのようなステップを踏んで(計画性),どのような仕組みを導入することで問題を解決するかというスキルを養います.これは研究活動や新しい研究室を立ち上げるという活動を通じて身につけていきます.

3 ) 問題解決のための新しいビジョン(枠組)や手段を実施する

問題を解決するためには手段を考えるだけでなく,実施していく必要があります.これから皆さんが社会で活躍するときには,一人で何かに取り組むということよりも,プロジェクトメンバーを巻き込んで・あるいは国際的な協力関係を結んでグローバルに,問題解決に向けて取り組むというケースが増えてくるはずです.その時には,自分自身が考えた手段を効果的に仲間や世界にアピールして,多くの人を納得させる必要があります.そのためには効果的なプレゼンテーションも必要でしょうし,効果的な説明の技術も必要です.そのようなスキルは,研究室内での発表練習や,国際学会等で発表していくことで訓練することができると考えています.

最後に,田邉フォトニック構造研究室は新しい研究室です.研究室の文化を新たに創り出していくという作業こそが,まさに新しいビジョンを作り新しい物を創造していくという活動そのものです.

[For Students]