Q & A

研究室分け日程 教員からのメッセージ 研究について 教育について アルバム Q&A

研究に関して

卒業論文研究のテーマの大枠は教員が候補を示すので,個別に面談しながら,各人の興味,適正や研究室全体としての研究戦略等を総合的に考慮して,候補の中から相談しながらテーマを決めていきます.もちろん学生自身による独自のテーマも歓迎しますが,現実的に学部生にそれを求めるのは難しいと考えています.ただし逆に,修士や博士の学生に関しては,まずは自分でテーマを考えてきて春の合宿で内容を議論します.いずれにせよ「テーマを自分で探してきてください」と言って成果を持ってくるまで何もフィードバックをしないということは決してありませんし,逆に学生が提案する機会も準備しています.
できません.その考え方は間違いです.教員が考えるテーマは大枠にすぎません.逐一ディスカッションを通じて一緒に考えていくことになりますが,基本的には,目的を達成するための具体的な実験や計算の方法やデータの理解の仕方,結果のまとめ方などは,自分自身で考えて進めてもらうことになります.それには,うまく行った場合や,逆にうまく行かなかった場合の目標の再設定や,新たなテーマの創出も含まれています.既に,卒論研究において当初失敗と考えていた研究からスタートした新しい発見があり,特許申請や国際会議発表にまとめました.
研究室の研究テーマはどれも世界最先端の研究テーマを準備していますので,皆さん誰でも頑張れば国際会議に行けます.積極的に国際会議に行って,世界の著名な研究者や同年代の大学生と交流を持ってもらいます.修士の学生は最低でも1回は国際学会に行ってもらいます.また国際会議に行った際には,会議だけでなく(可能な限り)色々なところも見て見聞を深めてもらいたいと思っています.既に今年の卒論生も国際学会に向けて研究を進めています.
(2012/11追記)
既に修士1年生は半数以上が国際会議に参加しました.光量子エレクトロニクス関連の最も重要な会議の一つであるCLEOと呼ばれる会議にて口頭発表した学生もいます.これまでに形成された田邉研究室の特徴は,国際会議に参加するだけでなく,そこで一流のプレゼンを行う点にあります.その秘密は,NTT研究所にて長年プロの研究者の発表を添削してきたnative speakerに,英文添削,発表原稿の録音や発表訓練などを徹底的に実施してもらう点にあります.これは他の大学の研究室ではほとんど類がありません.  第2期生である現学部4年生の学生は卒業論文発表以前に既に学会発表を済ませた学生もいます.このように卒業研究であってもどんどん対外発表できるのも先輩が少ない新しい研究室であるからです.  関連情報はQ&Aその他「海外留学に行けますか」を参照してください.
研究の進め方は.コツコツタイプの人,研究のスピードで勝負する人,アイディア勝負の人などそれぞれです.自分に合った研究方法を見つけられるように手助けします.
プログラムが得意な人は実験の機器制御やシミュレーションなどで力を発揮できると考えています.一方プログラムが不得意な人でも実験で力を発揮できると考えています.当研究室では,デバイスを設計して(シミュレーション),物を実際に作り(微細加工プロセス),光の特性を調べ(レーザ等の取り扱い)まで,テーマは多岐にわたりますので,プログラムが得意な人もそうでない人も自分に合ったものが見つかると思います.
もし2~3年後に製品になるような研究がしたいというのであれば,当研究室の研究内容は合わないでしょう.もちろん,派生技術が直ぐに具体的な成果に結びつくことはあると思いますが,メインの研究は10~20年後という長期的な目で見たときに社会の役に立つ基礎研究分野になります.しかし,基礎研究がどのように社会に影響を与えているかを見れば,原子力(例えばEinsteinの研究)や光通信(例えばTownesのレーザ研究)など後の社会に大きなインパクトをもたらしていることでわかります.つまり,基礎研究は年月がかかりますが,社会に非常に大きなインパクトをもたらす先行投資なのです.そういった意味で,当研究室で行おうとしている研究は,社会の役に立つ研究です.
必要です.ジャーナルクラブ(教育の項のQ&A参照)を中心にして勉強してもらいます.研究室に配属された時は英語がさっぱりできなかった人でも,研究者としてあるいは会社で立派に英語を使いこなしている人は沢山知っています.今できなくても,やる気があれば問題ありません.
(2013/10追記)
決して英語が上手ではなかったですが,田邉研の修士学生が6か月の予定でカルフォルニア大学UC Davis校に研究留学に出かけました.おそらく帰国時にはペラペラになっていることでしょう.英語ができるようになるためのキーワードは向上心とオープンな性格です.
研究室の活動に真摯に取り組めば論文や特許はちゃんと書けるようになります.そのための指導もします.
(2012/11追記)
第1期生の卒業研究は特許出願しました.現在修士1年生の学生の半数は既に英文論文を執筆し,出版させています.論文の執筆は,奨学金や育英会の返済免除等にも影響を与えると言われています.早い学年で論文を執筆できる田邉研究室の環境は経済的な負担の軽減にもつながります.
研究はただ一つの尺度で評価できるものではなりません.今日注目されなくても後世に再発見されるような研究もあるでしょうし,その逆もあるでしょう.ただ,研究を客観的な尺度で数値化したいという要請は多く,そのために様々な方法が提案されていることも事実です.広く知られているのは,発表論文が他の研究者の論文に何回引用されているかという数(被引用数)で評価する方法です.他の研究者に注目されている論文は引用される機会が多く,そうでない論文は被引用数が少ないからです.当研究室の教員がこれまで(2013/10現在)に発表した論文の平均被引用数は39.95,h-indexは22でありいずれも世界トップレベルです(ノーベル物理学者のh-indexの平均値は約45,物理分野での准教授の平均値は6だそうです.日本国内の集計も行われていますが,本塾の平均被引用数は12.02です.日本の国際的状況にも興味があれば経産省の技術資料(P37)も参照のこと).  また,教員の研究は過去には,Scientific American誌が選ぶ2007年の50の重要技術にも選ばれています.このような世界最先端の研究を慶應で展開するために,皆さんと力を合わせていきたいと思っています.
(2012/11追記)
2011年4月に第1期生が研究室に配属され,彼らの卒業研究が2012/3にまとまりました.つまり今年が,研究室としては初めて対外成果発表を行った年です.彼らの成果を国際会議で発表したり学術論文誌にて発表したりすることで,次第に世界の中での田邉研究室の初年度の立ち位置が明確になってきました.第1期生の卒業研究の成果は,早くもAPLやJOSABと呼ばれる一流学会誌に掲載されました.しかし,それだけでは世界のトップランナーの仲間入りはできません.田邉研究室の研究は,現時点ではトップランナーを追いかける第2グループに属していると自己評価しています.我々の競争相手は,例えば,カルフォルニア工科大学,スイス連邦工科大学,IBMワトソン研究所,マックスプランク研究所,NASAジェット推進研究所,等です.研究のプロフェッショナルである彼らと対等に勝負するためには,まだ2年目に入ったばかりの意粗削りな研究テーマを,世界最高水準まで研ぎ澄ましていく必要があります.いよいよ研究として,一番面白くなってくるときで,研究室が一致団結して目標に向かって邁進していく必要があります.この一番面白くダイナミックな時だからこそ,君たちの新しい力が必要です.
当研究室は新しく立ちあがったばかりですが,Class1000のクリーンルーム(15m3),セミクリーンルーム,Siエッチング装置,波長安定化レーザ,光増幅器,超精密ステージ,IRカメラ,結晶成長装置,高性能並列計算機,有限要素解析ソフト,電磁界解析ソフト,等,さまざまな設備を揃えています.研究室が立ち上がって3年ですが,設備はすでに充実しています.せっかく大学の研究室で研究するのですから,普通ならば絶対に触ることのないこうした装置やソフトに触れてスキルを広げてはどうでしょうか.大学教員には研究費を獲得するという仕事があります.そのためには研究室で行おうとしている研究内容が魅力的でなくてはいけませんが,当研究室では実に様々な機関から研究費を獲得しており,そのおかげでこうした装置やソフトが整備できているという良い循環が生まれています.つまり,魅力的な研究内容と,抱負な研究設備がそろっている研究室です.もちろん,元気がよくやる気のある先輩学生も待っています.
田邉研究室では積極的に共同研究を推進しています.学内の連携,他研究所との連携等を積極的に進めています.  しかし,皆さんは共同研究という語句にどのようなものを想定していますか?企業や国の研究所に実習生として滞在し,恒常的に相手先研究所にて研究することを想定していますか?  そのような形で研究を進めるのも,本人にとってはある程度楽しいでしょう.それは大学では購入が難しいような大規模な装置を使った実験に携わったりすることができるからです.田邉は以前企業の研究所に在籍しており,海外の大学から実習生を受け入れたりもしてきました.つまり受け入れ側の状況を知っている数少ない大学教員です.その経験から判断して,現時点では必ずしもそのような形の共同研究を積極的に推進する予定はありません.研究所はプロの研究者の集まりであり,教育機関ではないからです.研究所へ実習生として派遣されれば研究自体は面白いと感じても,将来の皆さんの伸びしろを付ける(例えば輪講を通じた学力向上や英語論文執筆等)という観点においては,大学においてしっかりと基礎力をつけながら進める研究には到底かなわないからです.(その点,共同研究という語句に惑わされずに,皆さん自身でよく考えてほしいと思います)  田邉研究室において進める共同研究は,試料の授受等の緩い形の共同研究や,矢上に研究の拠点を置く強い連携です.前者はEUでよく行われていて成功を収めやすい形の共同研究です.後者は田邉研究室が呼びかけることで成立する共同研究の形です.いずれも,コア技術は研究室にあるという点が重要です.コア技術が研究室にあるような共同研究に関して,積極的に実施します.  1点注意して欲しいのは,上記は原則論であって,本人の強い希望がある場合,状況に変化があった場合には,原則を見直す柔軟さは携えているつもりです.(例えば新規テーマを立ち上げるために,田邉研の技術を外に出して外部に研究の拠点を置いて連携する等) (2013/10追記)  本年度企業研究所に学生が訪問する形での連携をスタートさせました.実際に学生が企業研究所に訪問し,研究施設を利用しています.しかし,上記のようにあくまでも研究の主体が矢上キャンパスにあることが大切です.
授業風景
学生居室風景

教育に関して

教育目的で,月~金の11:00~14:00(昼休み1時間含む)の間にコアタイムがあります.原則的にコアタイム中は研究室に在籍するか所在がわかるようにしてもらいます.確かに学生は自由に時間を使えるという特権はありますが,午後になって起きて夕方から研究室に来るというのでは安全上も,教員とのコミュニケーションする時間をとるうえでも,そして何よりも自分自身の生活リズムを作る上で問題があります.継続的な力を発揮するためには規則正しい生活リズムを送ることが重要で,当研究室では学生の生活リズム作りを支援するために上記コアタイムを設けます.そもそも生活リズムがちゃんとしているという人は上記の時間は全く問題にならないはずです.念のために注記すると,上記時間だけ研究すれば卒業できるという考えは誤りです.
輪講は研究に必要な学門知識を習得するための勉強会です.春は教科書(日本語)の読み合わせによる勉強会を週に1~2回行います.大学院生が学部学生を教えます.つまりこれは学部学生を対象とした輪講ですが,同時に大学院の学生にとっては人に教えるとことでしっかりと復習をするという効果を狙っています.学部学生向けにはさらにプログラムや実験の実習などで実際に実験をする力を養ってもらうことを計画しています.
授業とは違って,輪講は少人数で行います.また一方通行ではありません.重要なところは理解するまで教えますので,落ちこぼれるということは絶対にあり得ません.輪講は受け身の授業ではありませんので,それなりに準備をしっかりとしてきてもらいます.
田邉研究室ではジャーナルクラブ(英語の論文の紹介)を毎週開催しています.輪番制で大学院生に最新の論文のトピックを調べて紹介してもらいます.これには学部学生も参加して一緒に勉強していきます.最新の研究トピックについて勉強できます.
4月には春のコロキウムと言って,年間の研究計画発表会を合宿形式で開催します.実験では危険な薬品も扱いますので,安全教育もしっかりと実施します.意外と知らない知識もあるのです.皆さん,液体窒素は火気厳禁って知っていますか?(理由:空気中の酸素が冷やされて表面に液体酸素ができるから.)その他,高圧ボンベ講習や,クリーンルーム講習等を受けることで,産業界の様々な場面で役に立つスキルが身に付きます.
LabVIEWやMatlab講習,Linux機上で動作する並列計算プログラム(C言語),有限要素解析法やFDTDプログラム,GPIBを使った機器制御,フライス盤・NC旋盤等の機械加工の技術,さらにはPICや電子回路設計等,当研究室に入れば幅広い知識を身に着けることができます.
成績が悪くても研究者として・会社に入って社会人として立派に活躍している先輩は多くいます.心配不要です.とは言っても勉強はおろそかにしないでください.
教育に関係のない雑用は一切ありません.ただし間違えないで欲しいのは,例えば物品を購入するために業者とやり取りする,学内研究交流会の準備の手伝いをする,合宿の準備をする,学部生を指導する,後輩を指導する,学部3年生に研究室の紹介をする等は教育の一環なのであります.例えば物品購入に関してですが,研究室によっては学生には一切関知させないという方針のところもありますが,当研究室では,研究に必要な備品は,学生が主体となって業者と交渉して物品の選定等を行います.物品選定の最終決定(いわゆる会社でいう決済)は当然ながら教員が行い全ての最終責任も持ちますが,物品の選定の過程では学生の裁量を大きくしています.これは,将来社会で必ず必要になるスキルだからです.私は,いくら勉強ができて研究能力が超一流でも,理論物理学者になるのでない限り,業者との交渉や物品選定根拠の上司への説明・説得等ができない限り,会社や研究組織に入ってから困ると思っています.業者との交渉等を学生に任せるのは,私の研究室に対する考え方の一つに,「研究室は大学と社会をつなげる組織の一つであり,学生にとっては社会に出るための準備教育を受ける所である」という理念があるからです.
実験風景

その他

研究室選びは悩みますが,正解は一つではありません.研究室に何を求めるかで変わってくるでしょう.ただし,指導教員の教育に対する考え方,研究のアクティビティの高さ,卒業生はどういった分野で活躍しているのか,などを調べると,自分が何を重視しているのか,そして興味のある研究室はどの程度自分の希望とマッチしているのかがわかるかと思います.指導教員の教育に対する考え方はHPや直接話をして情報を集めるとよいでしょう.卒業生の情報は研究室の先輩学生やHPから情報を集めるとよいでしょう.一番難しのは研究のアクティビティの高さに関する情報ですが,一つには毎年発表している論文や国際学会の数,さらに真剣に調べたいのであれば前述した(「Q:研究室の研究のレベルが知りたいのですが」の項目)論文の被引用数やh-indexを調べれば,研究室の研究が世界的にどのように評価されているかわかるでしょう.また研究費をどれだけ獲得しているかという情報もインターネットで集めることができます.これは,研究が国内的にどのように評価されているかという情報を反映しています.いずれにせよ一番大事なのは研究室に実際に足を運んで,指導教員や先輩学生と直接話をしてみるということです.
研究室の行事としては春(3月~5月の間)に合宿形式で研究室のコロキウムを開催しています.(昨年は神成研究室と合同で開催しました.今年は田邉研の人数が増えるので単独で開催します.)これは研究に関するセミナーなので全員必修です.コロキウムは各自が研究テーマを事前に準備してきて発表します.それ以外には学生主催の夏合宿(8月頃)・冬合宿(2月頃)の開催を予定しています.夏合宿・冬合宿は遊びの合宿です.どうしたらたくさん楽しく遊べるかを考える合宿です(私は釣り・ラフティング・スポーツ・登山・スキー・温泉・伝統工芸品作製や郷土料理作りの体験等がしたいです!).研究室のチームワークを形成するためにも,将来社会人になってワークライフバランスを考えるようになったときに,遊び方に困らないためにもこうした合宿で思いっきり遊ぶことはとても大切と考えています.その他にも学科の垣根を越えて他研究室と交流をよく行っているのが田邉研究室の特徴です.
成績は一定のウェートを占めることになるでしょうが,当研究室の選考は成績だけでは選びません.研究室の学生それぞれが最大限の力を発揮するためには,勉強の成績がいい学生・アイディアが豊富な学生・コツコツと努力タイプの学生・手先が器用な学生・プログラムが得意な学生・プレゼンが上手な学生・スポーツが得意な学生・研究室を盛り上げる学生など,色々なタイプの学生が集まっていたほうがいいと考えています.
学部の卒業に求めていることは,自分の研究のテーマの目的を一般の人でもしっかりと理解できるように説明できるようになることです.そのためには,自分自身がやっている研究や実験の詳細はもちろんのこと,その背景や社会的な要請を理解している必要があります.またそれを効果的に発表する力も身につけている必要があります.前者は日常の研究室での研究活動で身に付き,後者は輪講やミーティングなどで発表する機会で身に付きます.いずれも研究室の活動に真摯に取り組むことで身に着くものです.
一方修士には,上記に加えて自分自身で考えてそれを具現化する力をつけてもらいます.自分自身の考えをまとめて人を説得する力は,例えば春のコロキウム(合宿)で自分自身のテーマについて提案・発表する機会によって身についてきます.
当研究室は博士課程進学希望の学生を積極的に応援します.博士の学生には自分自身で考えて具現化したテーマを完遂する力を求めます.博士と聞くと卒業後の進路としては,大学の先生や海外の研究機関を想像しがちですが,今後は企業においても重要性が増してくるものと考えています.特にこれからの世の中は,企業にとっても従来からのビジネスモデルだけでは収益を上げることが難しくなってくるので,新しい技術に基づいた新しい収益構造を作り出していかなくてはいけなってきます.そうなると研究開発の比重や,新しい仕組みを作り出せる能力を持った博士の役割が一層増すと考えられます.特に工学分野の博士はこれからますます世界に活躍の場が増えると考えます.
また,博士課程はこれまでは通常は3年でしたが,優秀な学生は最短で1.5年に短縮することができます.当研究室では早期修了を応援します.優秀な学生という意味は,前述した博士の学生に求めること,を3年かけずにクリアできる学生という意味です(もちろん博士号取得には論文の数が重要になってきます).また,博士課程の学生には経済的支援も検討します.
2012年度よりリーディング大学院プログラムがスタートしました.5年一貫で新しいタイプの博士を育てるというプログラムです.なんと,田邉研からは狭き門を通過してRAが3名雇用されていて,さらに1名が内定しています.産官学連携してグローバルリーダとなりえる博士を輩出しようとするのが,リーディング大学院プログラムです.例えば,RAの1人は現在川崎市の企画課の人と一緒に仕事をしているそうです.京浜工業地帯の様々な工場や設備に足を運び,実際に工場長等の責任者とディスカッションをしながらエネルギー問題に関して知見を深めています.彼らは理工学研究科にて修士号を取得後1年間は他学部研究科にて勉強し1年間で修士号を取得します.さらに,継続審査に通過すれば2年間かけて田邉研究室にて博士号を取得することになります.その間海外への留学も実施されます.このような手厚い教育だけでなく,RAに採用されると修士の時から充分な給料が支給されます.
2011年は学生居室が殆ど空の状態からスタートしましたが,現在では床にはOAフロアを敷かれ,机や椅子等が搬入され綺麗な居室が整備されています.当研究室では定期的な清掃を行い,整理整頓した居室環境を目指しています.23-120に訪問して実際に自分の目で確かめてください.
就職活動関連情報は研究室単位で取りまとめるものではありませんので,特に問題があるとは考えていません.実際に私は2013年春卒業・修了生の就職担当委員を勤めましたので,当研究室の学生だけが情報に取り残されるのではという心配は不要です.
まず,間違った情報を出さないために,田邉の基本的な考え方を示します.
修士課程の学生に海外留学をさせることは想定していません(短期の国際会議や共同研究での滞在は除く).博士課程の学生には積極的に長期的な海外留学をさせます.一方,大学院から海外の大学院に進学したいという学生は積極的に応援します(しかしそれは自己責任ですから自分で道を切り開く必要がありますし,それができなくては留学先での成功はしないでしょう).
語学留学であれば大学がサポートする留学や私費留学があります.このような留学は,夏休み等を利用して行くものだと思いますが,それに関しては皆さんの経験が深まると考えますので応援します(ただしそれはあくまでも研究のスケジューリングの話です).
私が考える留学とは,慶應義塾の博士課程を修了する博士としてふさわしいグローバルな視点を持つために,一定期間win&winの関係にて海外にて研究活動を行う事と位置付けています.修士課程で,しっかりとした基礎学力と自分自身の技術を身に着けた後でないと,相手研究機関にとっても自身にとっても,研究の面でwin&winの関係は築けませんので,修士課程の学生の留学は例外的なケース以外あり得ないでしょう.
なお,上記は田邉研究室だけの考え方ではないはずです.修士課程中に長期で海外留学するというケースは,少なくとも私はこれまで聞いたことはありません.それは研究活動においてあまりメリットがないからです.一方,博士課程の留学は正反対です.積極的に長期で留学させる最大限の努力を払います.
(2013/10追記)
上記において,修士課程の学生の長期的な留学は考えていないと書きましたが,2013年8月より6か月間の予定で,現在修士2年生の学生がUC Davisに研究留学に行っています.上記に記載したように,誰でも修士課程の間に留学に行けるわけではありません.修士課程の早い時期に十分な努力を行い,本人のキャリアパスにとっても留学することがプラスと認められた場合には積極的に留学を支援します.
国際ワークショップのひとこま
夏合宿のひとこま
2013/10/21更新
詳細はe-mail:までお問い合わせください.
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